中村流居合抜刀道

 中村流抜刀道は、剣聖・中村泰三郎先生が創始された、“真剣刀法で物体を斬る武道”です。精神と肉体の統一集中の境地を体得する上に、これ以上のものはあるまいと言われます。鋭利な刃物を手にして行うものですから、心や肉体に乱れがあると危ない。勢い統一集中に向かうことになります。 当道場では、ただ物を斬る技術を身につけるのではなく、抜き付け、抜刀、納刀の一連の動作がスムーズに美しく出来る様、指導しております。そのため、居合道の基本である正座刀法から練習しております。 

居合抜刀道とは

 居合道とは、日本刀を用い、抜刀から納刀などの諸作法を通して、技能と精神の修練を目的とする武道です。「居合」とは「立ち会い」に対する言葉で、斬りかかって来る相手に対し、刀が鞘に収まった状態から抜刀して反撃する稽古を行います。抜刀から納刀までを一つの流れとした「型」を主に行い、修練することによって敵を「斬る」技能を身に付けます。


実際に「斬る」練習を重視した練習

  当道場では、型の稽古はもちろんですが、1ヶ月半から2ヶ月に一度のペースで、畳を巻いた物や竹を立てて試し斬りの練習も行います(試斬用の刀は貸出もいたします)。刀は目標に対しての間合いが半歩でもずれると、うまく斬ることができません。この「間合い」の感覚を養うため、型の稽古と共に試し斬りの練習を行っています。例年1月には熱田神宮にて、6月には厳島神社と伊勢神宮にて奉納演武を行っております。また、名古屋城古武道大会(5月)、全日本試斬道選手権大会(9月/岡山市)に毎年出場しており、大会に向けての練習も行います。

会費について

月会費 6,200円 ※ゴミ(巻藁)処分代含む/入会金 3,000円

※道場用真剣貸し出しは、1回1,000円かかります。
※この他、傷害保険代として年間2,000円がかかります。

見学について

  練習の見学はいつでも可能です。事前にご連絡をいただければ、指導内容についての解説をさせていただきます。
お問い合わせ電話番号 TEL.058-271-8042(平日昼間)/TEL.058-327-0500(平日夜間)

練習場所

日曜練習(月3回) PM 1:30~3:00
(練習場所:悟道館本部道場
※基本的に毎月第1・第2・第4日曜日の練習となりますが、連休等がある場合は変更もあります。